令和5年11月8日(水)、本校図書館にて、読書教養講座(全3回)の最終回が実施されました。講師として手話サークル「若葉の会」(中川文男代表)の皆さん11名にお越しいただき、生徒はこれまでに学んだ手話を用いて、聴覚に障がいを持つ方と実際に話をしました。「あなたの趣味は何ですか?」や「あなたの好きなスポーツは何ですか?」の問いかけに、参加生徒20名全員が手話を用いて答えることができました。
後期図書委員長の谷 朋香さん(2年)は、「手話は特別なものだと捉えていたけれど、実際に話してみると何も違いはない。手話も『普通の会話』なのだと強く感じた。『伝え合う』ということは同じだからだ。伝わった時は最高にうれしかった。」と話していました。講師の菊池友達(ともたつ)さんは「まず伝えようとする気持ちが大切。目を合わせて話をしてほしい。」、また宮﨑知子さんは「将来社会に出ると、皆さんが手話を活かす機会が必ずある。ここで学んだ経験をどこかで役立ててほしい。」と語られました。
障がいを持つ方も地域で生活ができるよう、社会が支える時代です。皆が暮らしやすい社会の実現に向けて、生徒たちの頑張りに期待したいものです。