令和6年6月17日(月)の放課後に、「お仕事塾(看護・福祉クラス)」を開催しました。「お仕事塾」とは、生徒が気になる新聞記事を選択し、それについて発表し合う取り組みです。現在の福祉が抱える課題について知り、自分の進路決定に生かすことができ、また志望理由書や面接・小論文対策にもなります。
今回は、看護・福祉に関心がある生徒14人が参加しました。ある生徒は、子どものバス車内置き去り防止についての記事を取り上げ、レーダーを使って置き去りを検知するシステムの実証実験が続けられていることを知り、二度と置き去り事故が起きないために検証や改善が継続されることを希望すると発表しました。また、ある生徒は1月の能登半島地震で被災し避難している世帯を対象に子どもを無料で預かるサービスについての記事を取り上げ、被災による自宅の片付けや、新たな住まい探しが必要な世帯が利用し、生活再建が進んでいけばよいと、身近な出来事と福祉がつながる記事を基に発表しました。
参加者は、それぞれの発表に耳を傾け、視野が広がる有意義な時間となりました。